今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
本日は、妊活で大切なこと④《主導権を取り戻す》というお話をしていきますね。
あなたは主導権と言われて、どう感じるでしょうか?
もしかするとワガママ的なニュアンスに、捉える方もいるかもしれません。
はたまた、私はちゃんと主導権を握ってます!という方もいるかもしれません。
ここで私がお伝えしたい主導権というのは
『自分の人生の選択権を自分で握り、決断すること』
です。
妊活のワンシーンを例えにお話してみますね。
〜〜〜
不妊クリニックに通い始めた40歳Aさん。
1年以上夫婦生活をおこなうも妊娠に至らず。
できればタイミングか人工授精が良いと、夫婦で話し合い、先生の診断を結果を聞きにいきました。
先生から
「特に問題ということはありません。ただ年齢が40歳ということもあるので、妊娠率のことを考えると、すぐに体外受精を行った方がいいです。」
と言われました。
ネットでは色々調べていたので、仕方ないと思った半面、先生に言われると不安も強くなり、本当にできるのだろうか…と考える日々。
夫も先生が言うなら…という感じで、あとはお前に任せるよと言わんばかり。
またネットを調べまくって、夜も中々寝付けず、悶々とする日々。
そうこうしているうちにクリニックに通院の日になり、先生より「どうしますか?」との質問。
「先生はどう思われますか?」
と質問返し。
「年齢のこともあるので、早い方がいいと思います。体外受精をやってみるのもいいと思います。」
「じゃあ一度体外受精をやってみようと思います。」
〜〜〜〜〜
このワンシーンを読んでみて、あなたはどう感じるでしょうか?
実際に不妊治療中の夫婦やクリニックで起こっているお話です。
私が感じることは、Aさんは最終的に『自分で決めた』ように感じますが、決断はしていないように感じます。
決断とは、『決めて断つこと』
ここには責任が伴います。
もしかするとこの後、体外受精が上手くいかなかったら、先生の責任にしたり、夫の責任にしたり、自分で決断しなかったことに後悔をして、自己卑下を始まるかもしれません。
たしかに自分で責任を持って決めることは、勇気がいるかもしれません。
でもこのまま進んでいくと、どんな場面でも選択権を相手に委ねてしまう可能性が高くなると思います。
育児ではもっと色々と問題が出てくるかもしれません。
その時に自分で判断して進めていける力こそ、主導権を戻すことです。
自分はこうしたい。
意見をもらったら、それを含んで自分はこうする。
これは夫婦の話し合いでも同じです。
自己開示した分しか、相手も自己開示してくれません。
これを『自己開示の返報性』といいますが、あなたが先に出した分だけ、相手も出してくれるので、まずは気づいた自分ならやってみてください。
そうしたいと思うけど、自分のことが嫌いだとか、何が正しいのかわからない…
ということを、返されそうなので、次回は妊活で大切なこと⑤《世の中に正解はない》というお話をしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【過去記事】
★妊活コンサルティング受付中★
◎妊活中の方
に対して、山城がこれまで300人以上のご夫婦をサポートしてきた経験から
その方に必要なこと(お話を伺う、アドバイス、必要な取り組みを提案、コーチングなど)
を組み合わせたセッションをおこないます。
現在お試しモニター期間中のため
1時間33,000円→11,000円(税込)で対応させていただいております。
受付時間:10時〜17時(時間外応相談)
定休日:水・日・祝日
場所:基本的にZOOMにておこないます
お問い合わせはこちら→「お問合せページ」
「妊活コンサルティング希望」とメッセージください。